金太郎で有名な「足柄山」のある南足柄市
南足柄市は金太郎伝説でよく知られている土地です。
南足柄市では「金太郎のふるさと・南足柄」ということをキャッチフレーズにしており、駅前にはクマにまたがるまさかりをもった金太郎の像が設置されています。
金太郎のシンボルマークや金太郎歓迎塔、足柄金太郎祭りなど積極的に町おこしに使用されているので、足柄市に入ったということは標識を見なくてもすぐにわかります。
地理的には神奈川県の西部に位置しており、箱根町のちょうど真上という場所になっています。
ちなみに「足柄山」というのは通称であり正確には「金時山(箱根山)」と足柄峠までを含んだ山腹部分を広くさすものです。
箱根山がカルデラであるため数多くの山が広域に渡って存在しているので、神奈川県西部から静岡県駿東郡小山町までの広い範囲が一つの山岳地帯となっています。
足柄峠~金時山までの山岳地帯はハイキングコースとしても有名で、神奈川景勝50選の一つとしても挙げられています。
足柄観光の定番コースにもなっているので箱根方面から北上するような形で山歩きをするというのもおすすめです。
水場の景色にも定評があります
南足柄市の景観の良さは山腹だけでなく水辺にも及んでいます。
中でもおすすめのところとしては「丹沢湖」という酒匂川上流にある人造湖があります。
丹沢湖では夏場に花火大会が行われるとともに、秋口の紅葉の時期にはハイキングで多くの人が訪れるという足柄の美しい自然の景観を堪能できるスポットとなっています。
湖畔には千代野沢園地展望台があり、そこから富士山を眺めることもできます。
展望台からの富士山は「関東の富士見100景」にも選ばれており、市内いたるところに景観の名所があるということが特徴です。