関東地域でも有数の温泉地
箱根と言えば神奈川県内でも有数の観光名所です。
毎年お正月に行われる箱根駅伝でも有名なように、箱根には険しい山道と壮大な景観があり特別な観光名所に立ち寄らなくても箱根の町並み周辺をドライブするだけでも見どころが満載です。
ドライブルートとしては芦ノ湖の西岸を縦断する「芦ノ湖スカイライン」と「箱根スカイライン」が有名です。
東京方面からのアクセス状況もよく、東名高速道路や小田原厚木道路を仕様することで東京~横浜方面から短時間で到着することができます。
電車も各線が利用できるので公共交通機関を使って箱根各地の名所をめぐるツアーも数多く企画されています。
箱根町は観光名所が非常に多いところなので、訪れるときには予めどういった施設があるかということを下調べして順路を決めて移動していくという方法がおすすめになります。
おすすめの場所としては「箱根神社・九頭龍神社」「箱根彫刻の森美術館」「箱根ガラスの森美術館」といったところがあります。
他にも自然観光として「芦ノ湖遊覧船」や「箱根ロープウェイ」などものんびり時間があるときに箱根を一望するために乗ってもらいたいです。
箱根にある美術館をめぐる
箱根町には数多くの美術館があります。
最も有名なのが「箱根彫刻の森美術館」ですが、他にも「箱根芦ノ湖成川美術館」「箱根ガラスの森美術館」「箱根写真美術館」「箱根ラリック美術館」など多数の種類の施設があります。
美術好きにとってはまさに聖地と言ってもよいほどの場所ですが、普段あまり美術品に興味がないという人もどこか一つに入ってみるととても楽しく時間を過ごすことができます。
箱根にある美術館の大きな特徴がとなっているのが、自然と美術品を融合させた展示をしているということです。
その調和具合が最も素晴らしいとされているのが「箱根彫刻の森美術館」で、日本初の彫刻専門の野外美術館として庭園内を巡りながら作品を探していくスタイルがとられています。
設立は1966年とかなり早く、近代や現代の作品を中心に世界各国から集めた名作を100点以上展示しています。
敷地内には室内展示場もあり、5つに分かれた棟それぞれに見どころが作られています。
子供がいるときなどは普通の美術館ではなかなかおとなしく見てくれないので苦労をするところですが、この箱根彫刻の森美術館では子供向けのコーナーや足湯、カフェといった複数の設備があるので飽きっぽい人がいても安心です。
箱根の自然を満喫する
もう一つ箱根に来たなら立ち寄ってもらいたいのが景観スポットです。
芦ノ湖は箱根町の西側にある静岡県との県境にほど近い場所にある大きな湖ですが、湖をぐるりと取り囲むように箱根の名所が存在しています。
芦ノ湖からは遊覧船が出ており、4つの港から定期便が運行しています。
最も長いコースでは70分周遊となっており、芦ノ湖周辺の自然をくまなく回ることができるようになっています。
特に紅葉の季節の景観の素晴らしさでは全国的に有名となっており、湖面に移る紅葉の雄大さを堪能できます。
湖畔にある箱根湖尻ターミナルでは内部で食事をとることができるとともに芦ノ湖のおみやげ品を購入することができます。
芦ノ湖周辺には日帰りで入れる温泉施設も多いので、箱根山を見ながら入浴をするのもおすすめです。