無料で見れるところも多い
神奈川県といえば、観光地のイメージが強く出るのは、横浜や江の島といった場所が強く印象付けられるからでしょう。
ですが、工業地帯としても重要な位置にあります。
港を抱え、都市圏に対する供給も容易な地理条件は、多くの工場を抱える要因になっているのです。
そんな工場は、無料で工場見学をすることができるところが多くなりました。
子供たちの社会科見学としてだけではなく、大人が見学してみても、実に楽しむことができるように工夫されていたりするのです。
横浜といえば崎陽軒
工場見学といえば、外すことができないのが崎陽軒でしょう。
シューマイで有名な崎陽軒ですが、ここではシウマイと呼ばれています。
実は中華料理やイタリア店を経営していたりもするのです。
崎陽軒の工場見学は、予約制になっています。
注意が必要なのは、団体の予約を受け付けておらず、個人予約のみになっているところでしょう。
大体3か月前から予約しておかなければならない点には、注意しておかなければいけません。
この崎陽軒では、シウマイの生産過程を見学することができるほか、最後にはできたてのシウマイと月餅の試食が待っています。
所要時間は90分ですので、手ごろな長さともいえるでしょう。
大人も楽しいビール工場
大人が楽しむことができる工場見学としては、アサヒビールを外すことはできません。
一日12回も工場見学を開催していますので、予約も取りやすくなっています。
映像見学から始まり、工場内の見学をして、ビールを試飲することができるのです。
参加費は当然かかりません。
3種類のビールをタンブラー3杯まで飲むことができるのですが、もちろん飲めない人や未成年にはソフトドリンクが用意されています。
子供たちと一緒に行っても、安心でしょう。
アサヒがあれば、キリンも重要です。
鶴見にある工場になりますが、1名でも予約時に相談すると申し込みできることがあります。
レストランが併設されていますので、お昼の食事に合わせて見学してもいいでしょう。
ちょっと変わっているのは、キリンビールが取り組む環境対策を学ぶキッズエコツアーです。
大手企業として、環境インパクトに対する取り組みを知ることで、子供のうちからどんなことを考えていかなければいけないのか、学ぶことができるのです。
ほかにもいろいろとある神奈川県の工場
神奈川県には、ほかにもカップヌードルで有名な日清の工場や味の素川崎工場、雪印メグミルクの様に食品工場が多数あります。
こうしたところであれば、家族で見学を申し込んでも、企業の取り組みなどを勉強しながら楽しむことが可能です。
工業系では、日産もあります。
こちらは、エンジンをメインとしている工場で、自動車のエンジンがどのようにできていて、どうして力を発揮することができるのか、心臓と呼ばれる意味を勉強することができるようになっているのです。
大人でも十分勉強になるツアーとなっていますの、夏休みの自由課題として組んでみるのもいいでしょう。